零~魂喰(コンジキ)の刃~

零シリーズのオリジナル小説や、個人的趣味のオリジナル小説を書いてます。 更新不定期ですが、気になったら読んでくれると嬉しいです。 感想やコメントもお待ちしてますm(_ _)m

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零~紅い蝶~オリジナル8

ジャンプした後、後方の壁を蹴り、三角跳びの要領で霊の後ろに回り込む。
女性の霊は、悠に触れる事で障気による大ダメージを狙っていたので、完全に虚を突かれた形だ。
霊といえども、反応速度事態は人間の頃と変わりない。
頭上を越えて後ろに回られた上、触れる直前に回り込まれた事で体勢も崩れている。
つまり、霊が回避行動に移るより先に悠が攻撃可能になったのだ。
毎日、抜刀と納刀の稽古だけを繰り返してきた悠の一閃は、早く、そして重かった。
確かな手応え。
まるで、真剣で人を斬ったかのような、肉を切り、骨を断つ感触。
「アアッ!」
女性の霊が悲鳴を上げる。
普通の刀ならば、実体の無い、思念の塊である霊には干渉できない。
だが、悠の持つ刀は違った。
妖刀「魂喰(コンジキ)」。
霊に触れる事で除霊にも似た効果を生み出す、特殊な刀。
刃が付いていないので、生身の人間を斬る事こそ出来ないものの、有り得ないものを斬る事が可能となる。
霊には絶大な効果を発する魂喰(コンジキ)だが、もちろんそれなりのリスクも存在する。
それは、有り得ないものに干渉出来る代わりに、逆に有り得ないものからも干渉される事。
そして、鞘から抜いている間、触れている者の生命力を奪う事。この場合の触れている者は、所有者でもある悠自身だ。
故に、抜刀と納刀の技術が必要となる。
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  1. 2013/02/07(木) 15:52:42|
  2. 序章~魂喰~
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