零~魂喰(コンジキ)の刃~

零シリーズのオリジナル小説や、個人的趣味のオリジナル小説を書いてます。 更新不定期ですが、気になったら読んでくれると嬉しいです。 感想やコメントもお待ちしてますm(_ _)m

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神薙-KANNNAGI-13

人間との最大の違いかもしれない。
人は上に立つ者に強さよりも誠実さ、聡明さを求める。
それに比べて魔獣は、おしなべて強さのみを求める。
「…神かどうかなんてしらないっスけど?…あんたが死ぬのは確実っスよ」
紗良が悪戯っぽい笑みを浮かべながら答える。
答える事で隙を作り、紗良が地面に両手を付き、自分の魔法を発動させた。
「…油断大敵…っス」
ニヤリと笑う紗良を後目に悠が駆け出す。
「…ヨワイ…」
虫男は自分の身体に巻き付いた黒い鎖を見ながら呟き、全く意に返さない。
虫男と悠の距離がお互いの間合いに入った。
反射的に、凄まじいスピードで下から上に突き上げる虫男のアッパー。
(…魔力を右手に集中させたか…凄まじいポテンシャル…俺の防御力じゃ、ガード仕切れないな…)
だが、かわす必要も防ぐ必要も無かった。
唯一、条件を満たせば、悠の魔法だけはそれが可能だったからだ。
抜群のタイミングでノエルが盾を出現させる。
悠薄く笑い、指を鳴らす。
カウンターで後方を取ってからの必殺の一撃…虫男の強烈なアッパーが魔法で生み出された盾を粉々に打ち砕く。
決まった…誰もがそう、確信した。
転瞬、虫男は体を捻り、回転する要領で後方に向き直り、打ち下ろし気味の渾身の右拳を繰り出した。
攻撃を先読みされた悠に、それを防ぐ術は無かった。
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  1. 2013/03/07(木) 00:02:57|
  2. 第1部 C.E1083~
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