零~魂喰(コンジキ)の刃~

零シリーズのオリジナル小説や、個人的趣味のオリジナル小説を書いてます。 更新不定期ですが、気になったら読んでくれると嬉しいです。 感想やコメントもお待ちしてますm(_ _)m

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神薙-KANNNAGI-27

一歩、美月が近づく。
楓は美月から視線を反らし、自分を守るように抱きしめる。
「…誰もあなたを責めないわ…」
美月が更に一歩近づく。
楓は恐怖にガタガタと震えだした。
「…でも、誰かが罰を受けなきゃね?」
穏やかに、かつ、冷たく言い放ち、美月が微笑みながら一歩踏み出す。
恐怖に過呼吸になる楓。
「止めて下さい!」
毅然とした態度で、美月と楓の間に割って入り、両手を広げたのは他ならない梓だった。
恐怖がない…といえば嘘になるだろう。
だが、どうしても楓を助けずにいられなかった。
楓が驚愕の瞳で梓の背中を見上げ、美月が怪訝な表情で見つめる。
「…誰?…邪魔しないで」
腰にぶら下げた剣を無造作に抜き放ち、美月は梓を斬りつけた。
はずだった。
美月の剣は空を斬っていた。
「!!…一体?」
唖然とする美月。
これが梓の魔法かと梓を見るが、梓も驚きを隠せないでいた。
(一体誰が?)
「…そこまでにしておけ…死にたくなかったらな…」
声のする方を見ると、少し離れた所に長身の男が立っていた。
「神薙 悠」…現「0組」の担任教師にして、特務隊の2番隊隊長を務める猛者だ。
「…何だ、先生か。憂も氷河も詰めが甘い…殺す気でやらなきゃ…ね?先生」
美月の顔から微笑みが消え、冷たい殺気が滲む。
「…バカが…」
苦々しい表情で悠が指を鳴らすと、一振りの槍が現れた。
槍を右手でくるりと回転させ、構える。
同時に美月が駆け出した。
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  1. 2013/03/19(火) 11:59:00|
  2. 第2部 C.E1093~
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